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生活科 4
JUGEMテーマ:学問・学校

生活科 4

生活科の目標は
「具体的な活動や体験を通して、
自分と身近な人々、
社会及び自然とのかかわりに関心をもち、
自分自身や自分の生活について考えさせるとともに、
その過程において生活上必要な習慣や技能を身につけさせ、
自立への基礎を養う。」
となっています。

この目標は、生活科については
2回目の改訂になる
平成20年度においても
初期とほとんど変わりません。

「身近な人々」が変わっただけですが。

では、この生活科の究極の目標である
「自立への基礎」とはどんなものでしょうか。

小学校の低学年で「自立」なんて意味ではありません
「自立するための基礎」ですから。

この「自立への基礎」は
平成元年の指導書では、
○集団生活ができるようになること。
○自分のことは自分でできるようになること
○自分の考えや意見がはっきりと述べられること
○生きる主体として環境に積極的に
働きかけることができるようにすること
の4点で表されています。

しかし、平成10年の第1回目の改訂で
次の3点に領域的に整理されています。
○学習上の自立
○生活上の自立
○精神的な自立

確かに整理されてわかりやすくなったのですが
逆に何かこの隙間にある大切なものが
落ちていったような気がしてならないのですが。

この「生活科」は、
「メダカの学校」で象徴されるように
新しいタイプの授業(学習)を提言しました。

いわゆる、
「スズメの学校」では、
一字一句子どもたちに教えるタイプの
学校でした。
教科書や学習指導要領の内容を
しっかり子どもたちの身につけることが
当時の社会を生き抜くための
力になると考えられていたのです。

しかし、科学の進歩や
情報化、国際化など
日本の国は自らが解決していかなければならない
課題に直面するようになります。
自分で課題を見つけ解決していかなければならない
そのような状況に対応するために、
「自ら学意欲と社会の変化に
主体的に対応できる能力の育成を図るとともに、
基礎的・基本的な内容の指導を徹底し、
個性を生かす教育の充実に努める。」
ことが大切と提言されました。

それを受けて「新しい学力観」として
提示されました。
「新しい学力観」は
「自分で課題を見つけ、自ら学び、
自ら考え、主体的に判断し、行動し、
よりよく問題を解決する資質や能力」
といわれています。

実は、この「新しい学力観」は
今の教育の現場で言われている
「確かな学力」と同じものです。

「確かな学力」は、PIAAやOECDの
学力調査の結果から
日本はずいぶんと学力的に低いなどと判断され
「知識や技能はもちろんのこと、
これに加えて
学意欲や自分で課題を見付け、
自ら学び、主体的に判断し、行動し、
よりよく問題解決する資質や能力等」
と定義されています。

しかし、この「学力」「学力観」は
学習の過程でもあるわけで
学習観・授業観の転換を要求していたわけです。

また、もう一方で言われたことは
「個性の尊重」です。
実は、
「個性の尊重」は平成8年の十五期中央教育審議会の答申
「21世紀を展望した我が国の教育の在り方について」の中で
定義されているのです。

「個性尊重の考え方に内在する
自立心、自己制御力、自己責任や自助の精神、
さらには、他者との共生、異質なものへの寛容、
社会との調和といった理念は、
一層重視されなければならない」

まさに「個性の尊重」は、一方で
「わがまま」を生んでいったようです。
そこには、同じ時代に教師だった
私たち教師の責任を感じざるを得ないところです。

生活科は
まさに
低学年からグループをつくり
活動する。
そこにあるのは、子どもたちの仲間意識です。
互いに自然に役割分担をしたり
協力したり、
わがままを言っても
互いに認めながら仲間にしたり、
そんな活動が見られます。

また、「生活科」の活動も
まさに、子どもたちが自ら課題を見付け
活動に没頭する中で
様々なことに気づき
活動を深め、広め、固めてきました。

このように考えると
改めて「生活科」の原点に戻って
学校の教育を考えなければならない時期にきているのかも。

続く。 




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| 講義 | 22:34 | comments(0) | - |
生活科 3
JUGEMテーマ:学問・学校

生活科3

「生活科への具体的な構想」
小学校低学年に求められていることは、
次の3点でした。
 読み、書き、算の能力の育成
◆\験莨緝要な習慣や技能の指導を充実
 具体的な活動や体験を重視すること

そうして昭和62年12月の
「教育課程審議会」答申で
生活科の創設がいわれます。
そこには、「生活科」の原則が
4点述べられています。

「低学年児童には具体的な
活動を通して思考するという
発達上の特徴が見られるので、
直接体験を重視した学習活動を展開し、
意欲的に学習や生活をさせるようにする。」

「児童を取り巻く社会環境や
自然環境を、
自らもそれらを構成するものとして
一体的にとらえ、
また、そこで生活するという立場から、
それらに関心をもと、
自分自身や自分の生活について
考えさせるようにする。」

「社会、自然および自分自身に関わる学習の過程において、
生活上必要な習慣や技能を身につけさせるようにする。」

「以上の3項目は、
学習や生活の基礎的な能力や態度の育成を
目指すものであり、
それらを通じて自立への基礎を養うこととする。」

いわゆる「自立への基礎」がいわれたのです。
しかし、具体的に低学年における「自立への基礎」とは
どんなものなのでしょうか。

次回へ続く。


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| 講義 | 16:46 | comments(0) | - |
生活科 2
JUGEMテーマ:学問・学校

生活科 2
「生活科」は、2回の学習指導要領の改訂を経ながら、
目標等は、大きく変わっていません。
そのことは、実は「生活科」の特質でもあると思います。
そこで、講義では「生活科」が創り出された背景から
始めることにしました。

生活科が創設されたのは、平成元年。
そして、完全実施は、平成4年からです。
私は、この創設期に1年生・2年生の担任でした。

しかも、3回続けて
1年・2年、1年・2年、1年・2年と。
更に、最初の1年・2年は「社会科」「理科」の学習です。
次の2年間は、移行期にあたり「社会科」「理科」の代わりに
「生活科」を先取りしてもよいといわれた時代です。
そうして、その次は完全実施時期の1年・2年生でした。
「生活科」前、移行、「生活科」と
before & afterです。

そこで、私の経験から話を進めることにしました。

ちょうど「生活科」が実施されるに当たって
当時の文部省の調査官 中野重人先生が
講演に来ました。

「生活科」って何
自分が該当する学年をもっていることで
とても興味があり
数人の仲間とその講演を聴きに行きました。
そのときの話で
印象に残っているのが

 ゞ飢塀颪呂△蠅泙擦鵝
◆―祥茲良床舛呂△蠅泙擦鵝
 子どもに合わせて自分たちが創り出す教科です。

この話を聞いて、すごい衝撃でした。
とにかく「自分たちで指導内容などを決めることができる。」
などというのは、とても素晴らしいことにも
感じました。
いわゆる「自主編成」です。

更に、印象に残っているのは
従来の学校は「スズメの学校」です。
これからの学校は「メダカの学校」です。
「生活科」は「メダカの学校」を目指すのです。
という話です。

つまり、「スズメの学校」は
教師が鞭を振り振り、教える姿です。
当時の一斉授業であり、詰め込み授業です。
教科書の一定内容をしっかり教える授業です。

でも、「メダカの学校」は、
「だれが生徒か先生か」と歌っているように
子どもと一緒になって考えたり、悩んだり。
正答を、あるいは問題の解決を子どもと一緒に
考える姿勢をもった指導が大切だというのです。

ちょうど講義を受けている学生は
生活科の初め平成4年ころ低学年だった人たちです。
でも、聞いてみますと
あまり「生活科」の授業の記憶がないということです。

それもそうかも知れません。
実施当時は、現場も悩んでいる時期で
私たち研究会に入っているものも
「社会科的生活科?」「理科的生活科?」
などと悩んでいた時期ですから。

「生活科」が創設されるには
その背景を知ることも大切です。

昭和40年代から低学年の
「社会科」「理科」に関わる大きな課題がありました。

「社会科」では、
「実際の指導面で、
教師の説明を中心とした学習に陥っている」

「理科」では、
「児童が自らの身近な事物や
自然に働きかける授業が少ない。」
という課題です。

もちろん、当時の「社会科」「理科」の教師は
様々な工夫はしていましたが。

そして、いわれたのが「合科的指導」でした。
内容の吟味により「社会科」「理科」の
一つの子どもたちの学習活動で達成させようということでした。
しかし、これは共通する「目標」や授業の「内容」を考える上で
とても難しく、なかなか普段の授業では
行うことができませんでした。

そして、昭和50年代の教育課程審議会では
研究開発学校の報告を元に審議を続け。
昭和60年に「生活科」への具体的な構想が
見えてきました。

・・・続きは、次回。

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| 講義 | 21:07 | comments(0) | - |
ひさしぶりです
JUGEMテーマ:学問・学校

生活科その1
今月5日から、
大学で非常勤講師として
授業を行うことになりました。

何年ぶりでしょうか、
大学で講義をするのは。
教務主任の時を最後ですから。
12年ぶりぐらいになるのかな。

今度は、15回の講義。
前回は3〜4講で2クラスぐらい、
しかも、正規の講座に時間講師として
授業をさせていただいたので
評価は考えなくてもよかったのですが
今度は責任が重大です。
しかも、15回という長丁場。

おおよその構想はできているとはいっても
やはり、大変。
しかも、今のボランティア的仕事の合間を縫って
講義の授業案を考えるのですから。

いよいよ1日目の講義です。
朝一の講義なので早めに出勤
教室に入って準備をしようと

ところが、プロジェクターが用意されていませんでした。
念のため、借りてきたプロジェクターを
持ってきていたので
あわてて、自動車へ取りに
それから、ン?
電源が間に合わないのです。
これも、すぐに教務の部屋へ行って
コードを借りてきて
準備OK。

早めに教室に入ってよかったです。

もう少し時間があれば
マイクも確認したかったのですが
その暇はありませんでした。
次回も早めにいって、マイクを準備しようと考えています。
というのは、学生から、いろいろと聞きたいので
マイクがないと
なかなか通らないものです。
通らないと
全体化できないので。

さて、講義が始まって
気がついたことは
どの学生も真剣にメモをとっています。
そうなんですよね。
単位ですから。

講義が終わったら
まず私のところへ来て
「○○のところが写せなかったので教えてください。」
と話しかけた学生がおります。
それから
「今日の講義の発表資料はないのですか?」
と話しかけてきた学生がおります。
さらに、「出席は採らないのですか?」
と。
私がちょっと甘かったんですね。

教室の中では、
どの学生もしっかり挨拶をしていました。

この講義では、生活科の始まりから順に
話して行きたいと考えております。
というのは、やはり生活科の神髄は
その開設当時にあります。
ですから、3度目の指導要領の改訂がありながら
大きく変わっていないのですから。

第1回の講義の内容は、
次回に。

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| 講義 | 20:05 | comments(2) | - |